膨大部外側神経

外側膨大部神経 (l​​at. n. ampullaris Lateris) は、外側半規管を支配する前庭内耳神経の枝です。

外側膨大神経は、内耳道の前庭神経から生じ、外側半規管の膨大部に達します。途中で、神経は内耳道の壁に細い枝を出します。

外側半規管の膨大部では、膨大部外側神経が上行枝と下行枝に分かれ、膨大部のクリスタを神経支配します。

クリスタ膨大部には、水平面内の角加速度に敏感な受容体が含まれています。これらの受容体からのインパルスは膨大神経を通って脳幹に伝わり、平衡感覚の調節に関与します。



外側膨大神経(lat. n. ampullaris ternalis、pna)は、外側半規管を支配する前庭内耳神経の枝です。

膨大神経は、内耳道の前庭蝸牛神経の主幹から側方に生じます。次に、神経は骨管を通って外側半規管に到達し、そこでこの管の膨大部にある受容体を神経支配します。

機能的には、外側膨大神経は、外側半規管の受容体から中枢神経系へのインパルスの伝導を確保します。これらのインパルスは、前額面での頭の動きに関する情報を伝えます。神経の障害は、めまいや平衡感覚の問題を引き起こす可能性があります。